ぼくにとっては初めてのオーバーイヤーヘッドフォン。音楽業界でもメジャーなSENNHEISER(ゼンハイザー)のハイエンドモデルを(満を時して)購入しました。
その名も「SENNHEISER MOMENTUM Wireless」。モメンタムって何か言いたくりますよね?
日常的にAirPods Proを使っていたのですが、耳に入れるタイプはどうも長時間つけると耳が痛い…。
そこで購入したわけですが、即普段持ち歩くガジェット1軍の仲間入り!
低音がグッと響く高性能な音質とアクティブノイズキャンセリング機能で、どこにいても”自分自身の世界”に没入させてくれます。
「一度聴いたら戻れない」のキャッチコピーは控えめに言って、正解でした。
MacBook Pro 13インチ(2020)以来の大きな買い物でしたし、この感動をシェアしたいので紹介しておきます。
SENNHEISER MOMENTUM Wireless
「一度聴いたら戻れない」
- 高級感のあるビジュアル、持ち運びたくなるガジェット
- アクティブノイズキャンセリングで音楽に没入できる
- 本皮仕様のイヤーマフ、長時間つけていても違和感なし
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』について

SENNHEISER MOMENTUM Wirelessは2012年から世界中で発売されているヘッドフォン。今回は第3世代のモデルとなります。音質にこだわり、”スタジオで録音された原音を忠実に再現”を目指しています。
ヘッドフォンの折り畳みでON/OFFの切替、3種類のアクティブノイズキャンセリングを駆使することが可能。ハイエンドな音楽を日常に溶け込ませやすい仕様となっています。
さらに、ヘッドバンドとイヤパッドはシープスキンの本革を使用。側圧×長時間利用でもへっちゃらで、ノンストレスで利用できるのも魅力のひとつだと思います。
カレーはブラックとサンディホワイトの2種類です。ぼくは新色のサンディホワイトを購入しました。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』のスペック

色 | Black / Sandy White |
周波数帯域 | 6Hz – 22kHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
NFC | 対応 |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
コーデック | SBC, aptX™, aptX™低遅延, AAC |
オーディオ入力 | Bluetooth, Analog (ミニジャック), USB-C |
電源 | 5.0 V DC, 330mA |
充電池仕様 | ビルトインリチウムバッテリー |
USB規格 | USB-C |
動作時間 | 17時間 |
ノイズキャンセレーション | 3 Active Noise Cancelling Modes |
アプリサポートゼンハイザー | Smart Control |
パッケージ寸法 | 231 x 193 x 104 mm |
製品保証 | 2年 |
周波数帯域は申し分なし。Bluetooth 5.0も対応しており、ワイヤレス接続の安定感も抜群です。
連続動作時間は17時間となっております。USB Type-Cケーブルで充電可能なので汎用性が高いのもポイント高めです。
最大の特徴は、3種類のアクティブノイズキャンセリングです。ナチュラルな外音除去から最大限のパワーまでの調整が可能。シーンに合わせて活用していけます。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』の同梱物

『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』の同梱物
- MOMENTUM Wireless
- オーディオケーブル 3.5 mm
- USB-C -> USB-A 変換アダプタ
- USB-Cケーブル
- 専用ケース
- クイックガイド
- 安全のしおり
ハイエンドモデルなだけあって専用ケースがついてきます。ジャストサイズな感じで、持ち運びに便利です。


とはいえ、なかなかのサイズ感なのでカバンに入れるとスペースをけっこうとりがち。
普段使いの場合は首掛けスタイルでぼくは使っています。Snady Whiteと白シャツのようなシンプルなファッションと相性も抜群です。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』の操作方法
ヘッドフォンの折り畳みでON/OFFの切替

ヘッドフォンの折り畳みで電源のON/OFFの切替が可能です。
SENNHEISER MOMENTUM Wirelessを取り出せば、すぐに自分だけの空間が作れます。
また、ヘッドフォンの脱着で音楽の自動停止もしてくれるのも魅力的。
「コンビニで買い物をしている間に曲が終わっちゃったー」なんて心配もございません。
3種類のノイズキャンセリング

「さすがハイエンドモデル!」というだけあって、3種類のアクティブノイズキャンセリングが標準装備されています。
物理的なボタンでも操作できますが、専用アプリからも簡単に切替可能です。
3種類のノイズキャンセリング
- 最大モード:外音を最も遮断する
- 風切り音低減モード:移動時に最適
- 圧迫感低減モード:ノイキヤンによる圧迫から少し解放されたい
ぼくはノイキャン酔いしませんが、確かに長時間の密閉感は地味に疲れを感じることもありそうです。
最大モードはカフェにいても他の人の声が聴こえなくなるくらい協力です。ノマドワークすることもあるので、この強力なノイキャンは個人的に重宝しています。
直感でイコライジングできる

専用のアプリを利用すれば、直感的にイコライジングが可能です。
このイコライジングの効きもわかりやすいので、ぜひ買った方は試してみてください。

ぼくは少しミドルローを持ち上げています。元々ベースという楽器が好きということもあって、このような設定をしました。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』を実際に使ってみた

実際にSENNHEISER MOMENTUM Wirelessを持って、富山の海沿いに出かけてみました。ハイエンドなヘッドフォンなだけあって、身につけているだけで胸が高まります。(ぼくって単純だな…笑)

まず装着して思うのは本革のイヤーマフの柔らかさ。側圧は割と強めなんですが、マシュマロのように柔らかいマフが痛みを軽減してくれます。
「これならずっと音楽を聴いてられますね!」
肝心な音楽を聴いて思ったことは、”没入感が半端ない”ってことです。
側圧×オーバーイヤーの時点で外音がそもそも削られるのですが、アクティブノイズキャンセリングがさらにパワーを発揮します。
さらに、「さすがゼンハイザーさん!」と言いたくなる音質。サカナクションやYogee New Wavesなどのバンドサウンドに関しては申し分なし。低音のアタック音がありながら、ボーカルやギターなどの帯域もしっかりとカバーしています。
一方でノラ・ジョーンズのような優しいジャンルはどうかというと、これもまた良い。自身を包み込んでくれるような優しいサウンドは聴き入ってしまいます。
公式ページにある「一度聴いたら、もう戻れない」のキャッチコピーは伊達じゃありません。本当良い買い物しました。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』のここがちょっと残念
初めてのワイヤレスヘッドフォンではありますが、SENNHEISER MOMENTUM Wirelessは100点満点に近いと思います。
そんな印象ではありますが、「ここがちょっと残念」ってポイントも紹介しておきます。
『SENNHEISER MOMENTUM Wireless』のここがちょっと残念
- 約5万円の買い物はやはり高い(でも、この音質と性能なら納得です)
- 重さと大きさもあるので気軽さに欠ける(逆に存在感はある)
- ボタンが多く、操作感は低い(とりあえず外せば止まるから良い)
ハイエンドモデルでは大満足ですが、大きさや重さは少し気になりますね。サイズ感があるので、ノートPC操作や読書など目線を落とすオペレーションの時にズシっと重さを感じたりします。
身軽さやスタイリッシュさを求めている方は、同じゼンハイザーの「HD 450BT」がおすすめです。
こちらもノイズキャンセリングもついてますし、音質も申し分ありません。価格帯も約2万円なので手が届きやすいかと思います。
さらにノイキャンなし×1万円台のエントリーモデル「HD 350BT」も2020年に発売されました。有名なYoutuberのみなさまもこちらのコスパの高さは評価していらっしゃるようです。
「とりあえずゼンハイザーの音を体験したい!」といったエントリーモデルにピッタリです!
※どちらのモデルもカラーは黒と白の2種類があります。
まとめ:「一度聴いたら、もう戻れない」は本当でした

本記事では、没入できるハイエンドなヘッドフォン「SENNHEISER MOMENTUM Wireless」一度聴いたら、もう戻れないについて解説してきました。
思い切って約5万円のハイエンドヘッドフォンを購入しましたが、めちゃくちゃ良い買い物ができたと思います。
この没入感と高級感のあるビジュアルはいつでも持ち歩いていたいですね。Sandy Whiteのカラーはカジュアル感もあって、シンプルなファッションのワンポイントおしゃれとしても機能してくれます。
「一度聴いたら、もう戻れない」は本当でした。
この感動を体感したい方は、ぜひともSENNHEISER MOMENTUM Wirelessを手に入れてください。
- 高級感のあるビジュアル、持ち運びたくなるガジェット
- アクティブノイズキャンセリングで音楽に没入できる
- 本皮仕様のイヤーマフ、長時間つけていても違和感なし
SENNHEISER MOMENTUM Wireless
「一度聴いたら戻れない」