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社内SEとSEの違い「経験者が7つのポイントから語る」

社内SEとSEの違い「経験者が7つのポイントから語る」

こんちは!かじっくす(@tomo345)です。

社内SEへの転職を考えていますか?

社内SEへの転職を検討されている方のほとんどが、SIer会社のSEという方が多いのではないかと思っています。

かじっくす

自分もその一人、県内のSIerから製薬会社の社内SEに転職しました。

本記事では、社内SEとSIerのSEの違いについて書いていきます。

どのような仕事内容なのか、必要なスキルややりがいなど、両方経験した管理人の自分が語っていきます。

社内SEへの転職する際での情報収集にご活用ください。

仕事内容を知る

かじっくす

まずはSIerのSEと社内SEの仕事内容について、それぞれお話していきましょう。

SIerのSEの仕事

SIerと書いて「エスアイアー」と呼びます。SIとは、システムインテグレーションの略称で、それを行う業者って意味ですね。

ユーザの業務を分析し、課題を解決するようなシステムの企画・構築・運用全般を担うお仕事になります。

自分も前職では、お客様のもとへ訪問して新しい機能追加や課題をヒアリング、会社に帰ってゴリゴリプログラミングするといったシーンが多かったです。

かじっくす

ただプログラミングスキルがあれば良いというわけではなく、コミュニケーションや営業力も必要となってくるお仕事です。

社内SEの仕事

社内SEは”社内”と頭に付くだけあって、お客様は自社の従業員となります。詳しくは後ほど書いていきますが、ゴリゴリプログラミングするというよりは、従業員がスムーズに仕事に取り組める環境をつくることがメインのお仕事です。

システムの安定稼働はもちろん、トラブル発生時は社内のレスキュー隊として真っ先に対応しなければいけません。

かじっくす

自分自身で課題を見つけて、会社の環境を進化させていく姿勢が必要になってきます。

1日の仕事のスケジュールは、こちらの記事に詳しく書いてあります。良かったらチェックしてみてください。

【残業ゼロは本当!?】社内SEの1日スケジュールを大公開【残業ゼロは本当!?】社内SEの1日スケジュールを大公開

社内SEとSEの違い

社内SEとSEの違い

さて、ここからは以下の7つのポイントにスポットを当てながらSIerのSEと社内SEの違いを書いていきます。

7つのポイントで違いを語る
  1. 仕事の範囲
  2. 残業・休日出勤
  3. 年収
  4. スキル・資格
  5. 社内のポジション・評価
  6. 仕事のやりがい
  7. プライベート
コチラ!

仕事の範囲

仕事の範囲

SEの視点で考えると仕事の範囲はグッと狭くなりました。

システム構築を例にあげてみましょう。一般的にシステムが構築されるプロセスはザックリと以下のような流れになります。

システム構築の流れ(ウォーターフォール)

  • 要件定義
  • 設計
  • 開発
  • テスト
  • 運用

SIer時代はすべての工程に関わっていく必要があります。

一方で社内SEが関わってくる工程はコチラ!

社内SEが関わる工程

  • 要件定義
  • 設計
  • 開発
  • テスト
  • 運用

太字の部分が社内SEが関わる工程となります。

社内SEは言うなれば、SIerのSE時代に相手していたお客さんの立場となります。上流工程の際に、エンジニアとユーザの間に入って要件を固めていく立ち位置となります。

スポットは狭くなった分、仕事負担は減ります。しかし、システム構築の成功のカギは、自分たちの調整力が大きく影響してきます。

かじっくす

システムを使う側とシステムを作る側の声を的確にキャッチアップしていくスキルが必要となります。

残業・休日出勤

残業・休日出勤

SEの転職したい理由のトップ3に入ってくる残業時間。自分もSIer時代、勤務年数を重ねるごとに残業時間が増えていきましたし、転職を考えたきっかけでもありました。

社歴3年目の時、自身の残業時間はこのようになっております。

社内SE
  • 残業時間/月平均:3時間
  • 休日出勤:2ヶ月に1回
SIerのSE
  • 残業時間/月平均:40時間
  • 休日出勤:繁忙期は毎週

社内SEに転職して、1番の環境の変化は残業時間の激減ですね。

IT人材不足の世の中ですが、当然SE1人1人の業務の負荷も高まるわけで…。

入社して最初の頃は新しいことだらけで楽しかったのですが、仕事のマンネリ化と忙しさが重なって後半は憂鬱な生活になってました。

かじっくす

SEは開発するコンテンツが本当に好きなら楽しいと思います。
ライフワークバランスを保って生きていきたい方は社内SEはおすすめですよ。

年収

年収

年収も転職する上で大切な要素になってきますよね?

それぞれの3年目の年収を比較した表がこちらとなります。

社内SE
  • 年収420万円
  • 労働時間:2,436時間
  • 時給:1,724.1円
SIerのSE
  • 年収450万円
  • 労働時間:2,880時間
  • 時給:1,562.5円

単純に年収を比較すると、社内SEに転職してから-30万円になっております。

キャリアップに失敗したように見えますが、実はそうではありません。

残業時間がグーンと減っているので、時給換算すると社内SEの方が高くなっております。

さまざまな業界で募集している社内SEという職種。市場価値の高い業界であれば、必然的に待遇の良い環境に転職することも可能です。

自身の会社も製薬業界という安定した市場で創業以来、業績は右肩上がりをキープしております。小耳はさんだ上司の年収もなかなか良かったので、頑張り甲斐があります!

かじっくす

社内SEに転職するときは、業界研究も大切ですよ!

スキル・資格

スキル・資格

社内SEにおいて最も必要なスキルは自己マネージメントスキルになります。

SIerのSEと異なり、社内SEの仕事には細かい納期がありません。改善を目的とした新規導入案件となるので、何もしなければ現状維持、問題にならないのです。

どの案件のエンドも自分次第で決められるのが社内SE、自分自身責任をもって仕事に取り組む必要があります。

かじっくす

他部署からの信頼度や評価にも繋がってくるので、モチベーション高く行動していく姿勢が大切です。

よく聞かれる質問の1つ、「プログラミングスキルって必要ですか?」についてもここで答えておきましょう。

結論からお話すると、プログラミングができる必要はありません。

上段でもお話したとおり、社内SEがシステム導入時に関わってくる部分は上流工程となります。原則としてゴリゴリとプログラミングをする仕事はありません。

ただし、逆に言えば周りにできる人が少ないので、プログラミングスキルがあると重宝される人材になれます。自分自身もそのスキルが買われて、Webサイト制作やRPAのシナリオ開発を担当することが多いです。

その他に必要なスキルやプログラミングのことは、こちらの記事に詳しく書きました。チェックしてみてください。

社内SEに必要な3つのスキルを紹介「プログラミングスキルは必要?」社内SEに必要な3つのスキルを紹介「プログラミングスキルは必要?」

社内のポジション・評価

社内のポジション・評価

うちの会社の場合、情報システム部門はありません。総務部総務課の配下にあるチームに自分は所属しております。

(500人規模の会社で人数がたった4人、さらに課もないってどんな会社だよって内心思ってます笑。)

SIer時代と違うのは、お金を稼ぐ側から、お金を稼ぐ人たちをサポートするポジションに変わったことです。

縁の下の力持ちも大切なポジションですが、あくまで縁の下。評価されづらいのが現実ですよね。

ただし、ものは言いよう!システムの仕事の場合、費用対効果を数値的に表せるので、上司に響くプレゼンさえすれば高評価もゲットできます。

かじっくす

実際に自分は転職してから3年経過しましたが、2/3は標準よりも良い評価をもらっています。

(ここらへんの評価のお話は、後日別記事を作成する予定です。乞うご期待♪)

仕事のやりがい

仕事のやりがい

SIer時代と社内SEのやりがいを表に比較してみましょう。

社内SE
  • 圧倒的に人に頼られる
  • 各部署とトップと対等なポジションで話ができる
  • 人事・採用の仕事にも参加できる
SIerのSE
  • 新しいスキルを身につけて、成長できる
  • 周りの意識も高いので、仕事に対するモチベーションが高まる
  • 自分が携われたシステムが完成

それぞれ一長一短あります。SIer会社から社内SEに転職した場合、システムによる課題解決能力があるのでめちゃくちゃ頼りにされます。

3年目にあると自身の知名度も上がり、「とりあえず、かじっくすさんにメールして相談してみよう」なんて案件が増えてきました。

その際には他部署のトップとも話す機会が多いので、評価にも繋がりやすいです。

一方でその分システムに明るい人が少ないので、壁にぶつかっても相談できる人がいなかったり、理解されないシーンが多いというのも悩みどころ。

かじっくす

正直ベースでいうと、未来志向・学習欲が高い自分にとってはSIer時代の方がやりがいはありましたね。

そのやりがい度の物足りなさを副業の方で発散している感じです。

社内SEに限らず、転職する時は自身の特性を知ることから始めましょう!

自分の強みを知るならストレングスファインダーがおすすめです。詳しくはこちらの記事を読んでください。

ストレングスファインダー | 転職前の準備におすすめ「自分の強みを知る」ストレングスファインダー | 転職前の準備におすすめ「自分の強みを知る」

プライベートの充実度

プライベート

最後にプライベートの充実度、これは言うまでもなく社内SEの方が高いです。

転職してから始めたことはたくさんあります。

自分のプライベート
  1. ブログ運営
  2. プログラミング学習
  3. セミナー登壇
  4. 結婚・育児
コチラ!

実は当ブログの運営をスタートしたのも社内SEになってからなんです。前職にいた頃は仕事漬けの毎日で、自分のプライベートの時間の確保は難しかったんですよね。

がっつり仕事漬けの日も良いのですが、年齢を重ねてずっと続けていくのも辛いところ…。

かじっくす

そんな悩みを解決するなら一度社内SEという道に進んでみるのもおすすめですよ!

まとめ:ライフワークバランスを保つなら社内SEがおすすめ

社内SEとSIerの違いを紹介してきました。社内SEの特徴についてまとめると以下のとおりです。

社内SEの特徴
  1. 従業員のレスキュー隊的なポジション
  2. システム導入は上流工程に注力する
  3. 残業・休日出勤は圧倒的に減る
  4. コスパの高い仕事
  5. 自己マネージメントスキルが大事
  6. 社内の評価は自ら勝ち取る
  7. 仕事のやりがいは副業で満足させる
  8. ライフワークバランスが保つにはおすすめ
コチラ!

IT人材が不足している今、さまざまな業界で社内SEを募集しており、大企業や憧れの業界にステップアップできるチャンスがあります。

リクルートサイトに登録するところからがスタート。おすすめのサイトをリストアップしたのでぜひチェックしてみてください。

社内SEへの転職を考える「おすすめサイト3選と仕事内容」社内SEへの転職を考える「おすすめサイト3選と仕事内容」