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リモートワークのできること。1年間、お家で働いてみた経験談を語る

リモートワークのできること。1年間、お家で働いてみた経験談を語る




悩んでいる人

  • リモートワークの導入を検討している
  • お家でどんな仕事ができるの?
  • 実際にリモートワークしている人の声が知りたい

本記事では、このような悩みを解決します。

2020年2月のコロナショックをきっかけに、様々な企業でリモートワークの検討が始まっています。そんな中で、社内制度が整っていないのも正直なところ。

コミュニケーションの取り方や評価方法、就業時間の管理など。いざ導入した後の不安要素ってたくさんありますよね?

そんなあなたのために、ぼく自身のリモートワークの体験談を紹介します。この情報が少しでもあなたの企業の役に立つと嬉しいです。

本記事での前半では「ぼくのリモートワークの体験談」を、後半では「リモートワークのできること・できないこと」を書いていきます。

最後まで読んでいただければ、全てではなくても、きっとあなた自身あるいは会社にとって有益になる情報があるはずです。

「社内SE」×「リモートワーク」を1年経験してみた

「社内SE」×「リモートワーク」を1年間経験してみた

まずは、ぼくのリモートワーク(在宅勤務)の事について、簡単に紹介していきます。

リモートワークになった背景

ぼくは、製薬メーカーの社内SEをしており、仕事としてはシステム導入支援や開発、社員のヘルプデスクなどが中心となります。

実は会社として、在宅勤務やテレワークの制度があったわけではありません。

育児がきっかけでした。嫁さん自身、ピアノの先生という自営業に近い仕事をしていたため、産休・育休という制度がなかったんですね。

産後3ヶ月で職場に復帰するという話で、「その年齢で子供を保育園に預けるのもなぁ…」と渋っておりました。

その旨を会社の上司に相談してみると、「ちょうど在宅勤務・テレワークの検討をスタートしようと思っていた」という返答が。

自身の職種的にパソコンとネット環境があれば仕事ができるということもあり、試験的にリモートワークをスタートすることができました。

2019年6月からスタートし、2020年3月までのざっくり1年間の9割(週に1度は会社出勤)をお家での仕事という形で取り組んできました。

メーカーかつ地方の企業では珍しく、周りの友達に聞いてもなかなかそういった働き方をしている人はいません。ぼく自身、本当に恵まれているなと思いましたし、次に続く人が出てこれるように良いモデルケースになれるよう取り組んだ1年間でした。

リモートワークの仕事内容

ぼくがリモートワークとして取り組んできた具体的な仕事内容は以下の通りです。

リモートワークの仕事

  • 生産計画のシステム化(Windows10対応)
  • RPAシナリオ開発による業務改善
  • 基幹システムのマスタメンテWebアプリの開発

週に1回の会社勤務で打ち合わせ、リモートワークで黙々とシステム開発という1年間でした。個人的には普段から家でブログを書いたりしてたので、リモートワークも割と抵抗なくスタートできました。

社内に残っている人にヘルプデスクやシステム導入支援はお任せ。ぼく自身は、開発案件にコミットして成果も出すことができました。

あとで詳しく書きますが、社内SEの仕事は幅広いため、できること・できないことがハッキリしますね。

「リモートワーク」のできること

「リモートワーク」のできること

会社とは違う環境、自宅だからできることも多々ありました。ここからは、「リモートワークのできること」を紹介していきます。

かじっくす
育児をしながらとなると難しい部分はあったので、嫁さんに子どもを預けてリモートワークに取り組んだ時の事をお話します。

「リモートワーク」のできること

  • システム開発ができる
  • 自身の仕事に集中できる
  • 成果主義にシフトできる

システム開発ができる

リモートワークとプログラマー(システム開発)は相性が良いですね。もちろん打ち合わせも必要ですが、8~9割は開発がメインなので週一の会社出勤で十分でした。

最近ではリモートワークOKのプログラマーの募集要項もよく見ます。IT人材も不足していますし、日本社会においてプログラマー・エンジニアがリモートワーカーに一番近い存在かもしれませんね。

自身の仕事に集中できる

これは人に寄ると思いますが、ぼくは会社よりも家で仕事する方が集中できるタイプでした。

大きく理由は以下の2つとなります。

  • 自身の好きな環境で仕事できる
  • 突発的な仕事に巻き込まれない

ぼく自身、副業としてブログ活動やWebサイト制作などの活動をしております。そのため自宅には作業部屋もありましたし、こだわり十分のガジェットたちがいっぱいありました。

自分の好きな音楽を聴きながら、時にはハンドドリップコーヒーを淹れたり。自身の好きな環境で働けるとモチベーションも高まりますし、明らかに生産性は高まりますね。

また、会社にいないことで庶務的な仕事は激減しました。(その分、会社に残っている方が対応してくれてるので、大きくは喜べないのですがね笑)

社内SEですが、部署自体は総務にあるのため名刺作成や電話対応など「それってシステムの仕事ですか?」といった仕事も振られることがあったんですね。

リモートワークすることでそのような仕事が減り、自身のタスクをスケジュール通りにこなせましたね。ちょっとしたフリーランス気分を味わえて幸せでした。

成果主義にシフトできる

上記は個人的に嬉しい話でしたが、こちらは経営者の方とのWin-Winの話になってくると思います。

勤務態度や就業時間が見えない分、100%成果主義にシフトする必要があります。

「でも、本来ならそれが正しいと思いませんか?」

「会社にとって何を貢献できたのか」という部分を評価されるべきであって、時間なんてどうでも良いとぼくは思います。

あなたも学生の時を思い出してみてください。いくら勉強しても、テストの点数が悪ければ評価されませんよね?高校・大学受験に合格できないですよね?

仕事も本来なら一緒で成果を評価されるべきなのに、いつの間にか時間を評価しちゃってるんですよね。

リモートワークは成果を上げようと必死に仕事を進められますし、自身のミッションがはっきりするのでおすすめです。逆に、いかに会社であぐらをかいているかがよくわかるはず。

「リモートワーク」のできないこと

「リモートワーク」のできないこと

ここからは、「リモートワークのできないこと・不得意なこと」を書いていきます。想像はつくと思いますが、100%リモートワークに軍配が上がるかと言ったらそうではありません。

実際に経験してみて、どういったことができないのか社内SEとしての目線で整理していきましょう。とはいえ、「絶対に無理」というわけではないと思うので、ぼくなりの解決策も書いていきます。

「リモートワーク」のできないこと

  • 社員のヘルプデスク
  • 他職種の人のコミュニケーション
  • 紙が必要な業務

社員のヘルプデスク

PCのトラブル対応は難しさを感じました。リモートで解決する事も可能なんですが、そのためには受け手のITリテラシーの高さが必要になります。

メーカーの場合は職種上なかなか高い人がおらず、なんだかんだ現場に行ったり、電話でのやりとりが発生しがちですね。

逆に、ITリテラシーの高い人が多い会社であればここは解決可能。社員全体のスキルアップが鍵となることでしょう。

しかし、システムやネットワークトラブルについては、機器の確認も必要になってくるため難易度はグッと高まります。個人的にはインフラは社内になるべく持たずに、クラウドやホスティングを利用していく方がこれからの時代にマッチするかなと思います。

ランニングコストはかかりますが、何かあった時のリスクヘッジ、人件費の削減と考えるとコスパは良いはず。

全部が全部とはいきませんが、なるべく社内に資産を持たない方がこれからの働き方に対して柔軟に対応できます。

解決策

  • 社員全体のITスキルを高める
  • 社内にシステムを持たず、クラウドを積極的に利用する

他職種の人とのコミュニケーション

メーカーなので、製造ラインに入っている人の連絡はまず無理ですね。なぜなら、ラインに張り付きで作業するので、電話でのやりとりが精一杯だから。

その流れがあるため、打ち合わせも会議室に集まることが原則。リモートワーカーとして、他職種の人たちとコミュニケーションは困難でした。

「今度出社したときに打ち合わせしましょう」と何度メールしたことか笑。週に1回の打ち合わせになるため、通常勤務と比べて遅れていく案件もありましたね。

でもこれって「文化」の部分が多いと思うんですね。

例えば、ぼくが海外でリモートワークしていたらどうでしょう?週に1回の出社なんて到底無理なんですよね。

つまり、チャットやオンライン会議を使ったコミュニケーションにシフトするかどうかはやる気次第のところが多いんです。現にコロナショックを受けて「なるべく出張ではなく、オンライン会議を利用しましょう」ってなったじゃないですか?人間やる気になればできるんです。

もちろん、ぼく自身も直接会って話すのがベストだとは思います。しかし、必要に迫られない限りテキストベースやオンラインで済ませるというスマートさもこれからの時代必要になってくるでしょう。

Office365やG Suite、Zoomなど、力になってくれるサービスはたくさん出ています。これを機会にコミュニケーション方法を検討してみても良いでしょう。

解決策

  • テキストベースのやり取りを習慣化する
  • Office365やZoomなどのツールを活用する
  • オンライン会議はやる気次第、スマートな働き方を目指す

紙が必要な業務

地味にネックになってくるのは紙ありきの業務ですね。ぼく自身は紙を使わないので問題なかったのですが、他の部署の方に聞いてみると書類の扱いに苦戦しそうという声をよく聞きました。

確かに、紙についてはセキュリティの問題にも関係してきます。慎重に取り扱っていくべき問題です。

こちらについても100%ペーパーレス化を目指す必要はありません。「なくせる書類からなくしていく」という方針がベターでしょう。

よくあるのは、申請書のハンコを上長に回して承認を得ているようなシーン。こういう業務は、ワークフローに切り替えていきましょう。

Office365のFlowやkintoneなどを活用するれば、システム導入をすることなく実現できます。

ペーパーレス化は、過去のモノを検索やデータ引用などのメンテナンスも楽になります。リモートワーク以外にもメリットが大きいので、絶対進めるべきですね。

解決策

  • 100%ペーパーレス化を目指す必要はない
  • ハンコ文化をなくしてワークフローにシフトしていく

「ぼく」と「リモートワーク」

「ぼく」と「リモートワーク」

リモートワークのできること・できないことを紹介してきました。多くの職種の人が在籍するメーカーでは、より一層リモートワークの難しさを感じた1年間でしたね。

しかし、これからの日本は労働者が減っていくのは間違いありません。県内外、国内外から働き手を募る必要が出てくるのも時間の問題。

そんな世の中だからこそ、今の段階からリモートワークの導入を進めていくべきなんです。

かじっくす
ここからは、「ぼくとリモートワーク」というまとめとして、リモートワークに対するぼくの考えを書いていきます。

個人に合わせた制度設計が必要になる

今回はコロナショックがきっかけでした。これからは南海トラフ地震のような災害や、働き手不足など、いつ何時リモートワークを余儀無くされるかはわかりません。

もちろん自社のようなメーカーだと、「全員でテレワークにシフトするぞ!」は難しいのはわかります。しかし、取得できない人に合わせていては対応が遅れてしまいます。

実際に、自社も東京営業所勤務の社員はテレワークの推奨を発表されました。あなたの会社にも、リモートワークにシフトできる人はいるはずです。

「不公平」といったネガティヴな思いは無くして、個人のスキルやライフプランに合わせた制度設計をするべきだと思います。

リモートワークをするなら、プログラマーを目指そう

そうなった場合に、リモートワークに一番近い仕事はプログラマー・エンジニアだと思います。なぜなら、ぼく自身がその一人だからです。

繰り返しになりますが、ぼくがいる会社では「在宅勤務・テレワーク」の制度はありません。トライアルという形でスタートできたのも、仕事のメインがシステム開発だった事が大きかったと思います。

2030年には30万人以上のIT人材が不足する」と言われていますから、年収や働き方など労働条件は優遇されることでしょう。

ぼくが学生の時と違って、今ではクオリティの高いオンライン教材が世の中にたくさんあります。

ぼくも30歳の時にTechAcademyのフロントエンドコースを受講して、未経験からWebサイト・アプリの制作にも手を広げることができました。

優秀なメンターの方がついているので挫折することはありません。初めての方も安心のカリキュラムなので、「好きな環境で働きたい」という方は、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。

かじっくす
無料面談の様子やフロントエンドコースを受講した感想など、「【まずは無料体験】TechAcademy(テックアカデミー)のフロントエンドコースでプログラミングスキルを身につけよう」のページに書いているのでチェックしてみてください。
【まずは無料体験】TechAcademy(テックアカデミー)のフロントエンドコースでプログラミングスキルを身につけよう
【まずは無料体験】TechAcademy(テックアカデミー)のフロントエンドコースでプログラミングスキルを身につけよう

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まとめ

リモートワークを1年間経験してみてわかったできること・できないことを紹介してきました。

「自身の好きな環境で働けて生産性が高まる」「成果主義になるため、対象者のミッションや評価が定量的にできる」など、経営者・マネージャーにとってもリモートワークはメリットが大きいとぼくは思います。

とはいえ、仕事内容次第では、会社勤務が必要な方もいらっしゃると思います。しかし、メーカーのように他職種がいる会社において、そういった部署を基準に制度設計をしていては遅いんですね。(2020年2月度のコロナショックで、ほとんどの中小企業が思い知らされたと思います。)

高齢化による労働者不足も懸念されていますから、安定した労働力を確保するには一人一人のスキルアップと一人一人にあったルール設計が必要です。

制度自体は100%を目指す必要はありません。A社で成功した事例もB社で成功するとは言えませんからね。

人事・マネージャー泣かせだとは思いますが、その人にマッチする働き方を提案していく柔軟性が大切です。

リモートワークのコモディティ化はまだ先かもしれませんが、少しでも働きやすい世の中になるようみんなで努力していきましょう。

本記事が、リモートワークの導入時の参考になれば幸いです。

今回は以上です。あなたのこれからの人生が豊かになることを、応援しております。

ありがとうございました。

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