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高専のメリットとデメリットを解説「卒業して10年経ったリアルな話」

2020 7/02
高専のメリットとデメリットを解説「卒業して10年経ったリアルな話」
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・子どもの進路の1つに高専を考えている、どんなとこ?
・高専を卒業した社会人の方の話を聞きたい
・高専に入るメリットとデメリットを解説してほしい

こんな悩みにお答えします。

本記事の内容

  • ぼくが高専を受験した理由
  • 高専のメリット
  • 高専のデメリット
  • 高専をおすすめしたい人
  • プログラミングは勉強させてほしい

本記事の信頼性

かじっくすのプロフィール

平成元年生まれ。富山県の田舎暮らしで3度の転職を経験。
2015年、20代で3年勤めたSIerから製薬メーカーの社内SEに転職し、5年間在籍しておりました。その後、2020年からは金融業界でWebエンジニア・マーケターとして働いております。

高校の進路の1つとして、高等専門学校(通称:高専)を選ぶという選択肢もあります。

学費が安い、大手企業への就職ができるなどの魅力的なお話もよく聞きますよね。

しかし、周りに高専出身の友達がいなくて、リアルな情報がわからいない!

そんな方のために、本記事では「高専のメリットとデメリット」を卒業生のぼくがリアルな情報をもとに解説していきます。

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記事の後半には現役のWebエンジニアのぼくからの「子どもにはプログラミング学習をさせてほしい」というメッセージを書きました。

そちらも読んでいただいて、これからのお子さんの学習や進路選択の参考にしていただけたら嬉しいです!

目次

ぼくが高専を受験した理由

ぼくが高専を受験した理由

ぼくは、富山高等専門学校の情報工学科に推薦で入学しました。

当時はスマホもなく、今ほどインターネット環境が整っていない中で、1人1台ノートパソコンを持っているという先進的な感じ。

高校と違って受験もないので、のんびりと一般科目を学習しながらプログラミングや電子回路など、IT分野を広く浅く勉強しました。

そんな高専に入学を決めた理由は以下のとおりです。

ぼくが高専を受験した理由

  • 小さい頃からパソコンを触るのが好き
  • 受験がない=楽そうなイメージ
  • 憧れの中学の先輩が高専に入っていた

ちなみに、中学生の頃はそれなりに勉強頑張っていた覚えはありますね。偏差値は67くらいはあったのかな?

ソフトテニス部の部長をしていたこともあって、入試自体は推薦でパスしました。

高専のメリット

高専のメリット

ぼくが考える高専のメリットは以下のとおりです。

高専のメリット

  • 大手企業に推薦で入社できる
  • 受験がないので好きなことに没頭できる
  • チャレンジするスピード感がつく
  • 学費が安いので、親が助かる
  • 女子高生と付き合える可能性が高くなる

大手企業に推薦で入社できる

JRや東京電力など、大手企業への就職を希望されるなら高専は絶対おすすめです!

理由は、自力で入社するよりも圧倒的に楽な推薦入社が可能だからです。

高専卒は「初任給が安くても、即戦力になる」ということで、ITやメーカーなどで人気度が高いんですね。

学校によっては地元の大手企業とすでにパイプができており、推薦入社することができます。

また成績が良い人は大学編入する傾向にもあるので、高専に入れば誰にでもチャンスがあると言っても良いでしょう。

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大学卒業して就活だと、会社説明会も参加できないような大手企業への入社も夢ではありません!

受験がないので好きなことに没頭できる

高専はご存知のとおり、大学受験はありません。

入学したら5年間同じ学校、教室、仲間で授業を受けます。

受験がない分、勉強や部活など好きなことに没頭できるのが高専の魅力ではないでしょうか?

プログラミングが好きであれば、とことん突き詰められる環境と時間は整っていますからね。

チャレンジするスピード感がつく

日産のCMで「やっちゃえ!日産」ってやつあるじゃないですか?

社会人になってから思ったのは、高専卒の人ってそのメンタルが強いなぁって印象です。

机上の授業よりも、手を動かすことが多い高専のカリキュラム。

「実際に試す、失敗する、改善する」といったサイクルを、自然と身に付けていけるんですよね。

ぼくもそうなんですが、「まずはやってみる」といったチャレンジに対するハードルが下がるのが高専の特徴かと思います。

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この考え方は、不安定で不確定要素が多い現代(VUCAの時代)にマッチしていると言えるでしょう!

学費が安いので親が助かる

ぼくは専攻科というところまで進んだので、大卒と同じ扱いとなります。

大手企業に入るチャンスがある

本科生には、編入or就職の選択肢があります。就職の場合、大手企業からたくさんのオファーがくるんですね。

JR西日本・東海・東日本、北陸電力、TOYATA、NTTやソニーのグループ会社など、超有名な会社がいっぱい。大学に行って普通に就活してたら、ライバルだらけって企業ばかりです。

高専卒の場合は、ライバルも少なく大手企業に入れるチャンスがぐーんと伸びます。実際に自分の同級生もいっぱい上記のような会社に就職していきました。

大学受験よりも編入試験の方が楽

高専には編入という大学に進む道もあります。学年・学科によって異なるとは思いますが、情報工学科の場合、半数は編入組でした。

編入試験の特徴といえば、試験科目数が少ないという点です。原則として、数学と英語×面接がメインとなるので、短期集中型でいけます。

筑波や名古屋など、偏差値の高い大学に編入を遂げている友達も周りにけっこういますね。

大卒取得までにかかる学費が安い

あまり知られてはいませんが、高専の専攻科までいくと大卒と同じ扱いとなります。

一般的に国立大学卒業にかかるお金は、250万円前後。一方、専攻科では2年内で50万円強なので約1/5ですむんですよね。コスパはかなり高いです。

JKと付き合える可能性が高い

高専は15歳〜22歳まで共学している場所。JKにとって20歳前後のお兄さんって魅力的なんですよね。(逆もしかりですが)

自分も20歳になってから謎のモテ期がきてましたね笑。JKと付き合うチャンスは、高校とと比べて格段と上がります。

高専のデメリット

デメリット
  • 交友関係がマンネリ化する
  • 寮の厳しい上下関係
  • 知識が偏り、進路も狭まる
  • 100分の授業は地味に辛い

交友関係がマンネリ化する

5年間同じクラスということで、そのまま就職ってなると高校・大学進学という進路に比べて交友関係が狭まってしまいがちです。

まぁ、そのぶん深くて狭い人間関係ができるといった意味ではプラスにもなりますね。

寮の厳しい上下関係

自分も5年間寮生活をしておりました。商船学科もあったこともあり、1~2年生の間は先輩に怯えてた記憶があります。

シャワーが1年間使えない、半袖NGなど今考えると問題になりそうなルールがちらほら。現在はゆるくなったと思いますが、学年が離れている分上下関係には気をつかいそうですね。

知識が偏り、進路も狭まる

4~5年生になると専門的な授業が8~9割を占めてきます。専門的なスキルはどんどん磨かれていきますが、一般教養的な知識はつきません。

「どういう仕事につきたいか?」「どういう自分になりたいか?」

ここらへんが漠然としている方は、進路を狭めてしまうことになってしまうので、高専という選択肢をあまりおすすめしません。

100分の授業は地味に辛い

中学卒業仕立ての子どもに100分授業は地味に辛いです。時には眠くなることも…。

その分、体育なんかは最高でしたけどね。実験系も楽しかったらあっという間に時間が過ぎるので、教科間の差が激しいです。

まとめ:高専はこんな人におすすめ

個人的には、高専に進んでよかったと思っています。ITの専門知識やスポーツ能力も伸びたのは間違いありません。

高専には、アクティブなオタクを育ててくれる不思議な力があります。つまり、コミュ力の高いオタクですね。

自分もパッとしない中坊だったのですが、ここまでアクティブな性格に変えてくれました。色々と考えた上で、以下のような方に高専をおすすめします。

こんな方におすすめ

  • スキルフルな能力を早く手に入れたい
  • 大手企業に絶対いきたい
  • 好きなことなら努力できる

夏休みや3連休などに、高専の体験入学イベントもやっていると思います。

百聞は一見に如かずということで、そのような機会があればぜひ行ってみてください。

この記事を書いた人

コーヒーとガジェット好き。ときめくモノで暮らしをアップデートするメディア「しろくまスタンド」の編集長。転職2回を経てIFAのWebエンジニアに。富山暮らし32年目の1児のパパ。月間6万人が訪れる地域ブログ「とみめし」も運営中。

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