「アフターミックスってどういう意味ですか?」
先日手に取ったコーヒー豆に書いてあって、その場で店員さんに聞いてみました。
その時にお答えはいただいたのですが、あらためて自分でも調べてみよう。
本記事では、コーヒーのアフターミックス製法について調べてみたので解説していきます。
コーヒーのアフターミックスとは?

結論からお話しますと、アフターミックスはブレンドコーヒーの製法の一つです。
ブレンドコーヒー豆には以下の2種類の製法があります。
- プレミックス製法
- アフターミックス製法
違いは英語を翻訳すればすぐわかるのですが、
焙煎前にコーヒー豆をブレンドするのか?焙煎後にコーヒー豆をブレンドするのか?
の違いになってきます。
プレミックス:
生のコーヒー豆をブレンドしてから、焙煎していく。
アフターミックス:
焙煎されたコーヒー豆をブレンドしていく。
プレミックスとアフターミックスのメリット・デメリット
色々と調べてみましたが、飲み手よりも作り手の方にとってメリット・デメリットがあるようですね。
プレミックスのメリット・デメリット

プレミックスのメリット
一度にコーヒー豆をブレンドして焙煎できるので、ブレンドの手間を省くことができます。
プレミックスのデメリット
あらかじめブレンドされているので、個々のコーヒー豆に適した焙煎ができない。また、ブレンドして焙煎しているため販売方法がそのブレンドだけに限られてしまいます。
アフターミックスのメリット・デメリット

アフターミックスのメリット
個々の特製を活かした焙煎ができるので、そのコーヒー豆の味を引き立てることが可能です。また、売り手としてはそのまま単品としても販売できるのは売り手にとっては大きなメリットになります。
アフターミックスのデメリット
ひとつひとつブレンドするので、アフターミックスのブレンドを作るときは時間がかかってしまいます。
実際にアフターミックスを飲んでみよう

実際にアフターミックスのコーヒーを飲んでいきましょう。
今回のコーヒー豆は、地元富山で人気のコーヒーショップ「ハゼルコーヒー」のブレンド#2となります。

1人前を計量、12gの豆に対し240gのお湯でドリップしていきましょう。

ハゼルコーヒーのブレンドは何種類か飲んだことがありますが、どれも本当に香りが良いんですよね。
また、スッキリ度も高くたいへん飲みやすいのも特徴です。美味しい一杯でした。
初めてのアフターミックスでしたけど、冒頭で書いたとおりプレミックスとの味の違いは特にありません。
作り手が狙った味のブレンド作るための一つの手法って感じですね。コーヒー、奥が深い…。
まとめ
本記事では、【初体験】アフターミックスのコーヒーとは?特徴と味の違いを解説しますについて書いてきました。
プレミックスとアフターミックス、ブレンドには色々な作り方があるんですね。
ボク自身まだ焙煎の経験はありませんが、また一つ勉強になりました。
みなさんもお近くのコーヒーショップでアフターミックスを見つけたらぜひチャレンジしてみてください。